スマ留を使って留学した際の、渡航先での宿泊形態には、ホームステイ、シェアハウス、学生寮の3種類があります。それぞれの国で、デフォルトの宿泊形態が決まっています。そのデフォルトでの宿泊形態が、価格的に一番安い滞在方法となります。そして渡航国によりますが、オプションとして他の宿泊形態が選ぶことも可能です。とにかく格安で留学したい、と思っている場合は、デフォルトの宿泊形態が良いですよね。国によって、選べる宿泊選択肢も異なってきますので、一覧としてまとめました。

スマ留での国別 宿泊形態

滞在                     基本                     オプション                                      

オーストラリア    シェアハウス       ホームステイ       週7千円高い

カナダ                  ホームステイ

マレーシア           シェアハウス

アメリカ              ホームステイ

ハワイ                  ホームステイ       シェアハウス       週1.1万円高い

NZ                       シェアハウス       ホームステイ       週7千円高い

マルタ                  学生寮                  ホームステイ       週6.5千高い

イギリス              シェアハウス       ホームステイ       週9.5千高い

アイルランド       シェアハウス       ホームステイ       週約4千円高い

フィリピン           学生寮


このように、国によってデフォルト(基本)の宿泊形態が違ってくるのがわかります。

ホームステイのメリットとデメリット

ホームステイのメリットは、なんといっても現地の家族と一緒に暮らすことにより、海外の本当の生活を体験できること。留学において、真の異文化体験が出来る場所は、学校よりも、むしろホームスステイ先でのホストファミリーとの暮らしだったりします。それと、学校が終わって家に帰っても、英語学習の続きが出来ることもメリットです。つたないなりに一生懸命ホストファミリーとコミュニケーションを取ることは、英会話力アップにとても役に立ちます。安全面においても、現地の過程で暮らすことは実質的にも、そして精神的にも安心して生活することが出来ます。

逆にデメリットとしては、生活に制限が生じることでしょう。各家庭で、食事の時間、シャワーの時間等の決まりもあるでしょう。帰りが遅くなる時は、家に事前に連絡する必要も生じます。食事は、現地の人の食生活に基本合わせる必要があります。食事はホストファミリーが用意してくれますから、日本食は期待できません。でも、せっかくの外国生活ですから、日本食は帰国まで我慢して、ぜひこの機会に外国の食文化も楽しんで欲しいと思います。ホストファミリーとの英語でのコミュニケーションが難しいと感じる人もいるでしょう。なかなか自分の英語が通じなかったり、ホストが言ってることがチンプンカンプン、なんてことがあるかもしれません。だからとていって、自分の部屋に閉じこもったきり、なんてことはないようにしましょうね。コミュニケーションの基本は、気持ちなので。言葉が多少不自由でも、気持ちがあれば、ホストファミリーとの交流は楽しめますよ。

シェアハウスのメリットとデメリット

シェアハウスは国によっては、フラッディング(フラット)と呼んだりもします。基本的にシェアハウスは、滞在費用を抑えるための選択肢として最適です。例外としてハワイの場合は、シェアハウスに出来るような物件が少ないため、逆に割高になりますが。シェアハウスはホームステイに比べて安く生活することが可能ではありますが、外食が増えたりすると、逆に高くつく場合もありますので、その点は注意してくださいね。シェアハウスは価格面以外にも、一緒に住むいろいろ人達と知り合えるというメリットがあります。シャアハウスを通して、人間関係が広がる、ということもよくあります。あとは、ホームステイに比べて自由ということがあります。もちろん、人と一緒に住むわけですから、一定のルールは守らなくてはなりません。ただ、ホストのように親と子、というような関係ではありませんから、生活の縛りは少なくなります。現地で自由な生活をしたい人には向いているでしょう。

デメリットとしては、シェアハウス選択でラッキーとアンラッキーがはっきりと差が出る場合があるということです。シェアハウスは、一緒に住む人次第で、大きく生活環境が変わってきます。世界の中で日本人は、極めて綺麗好きですし、騒音とかも気にして、きちんと生活する傾向があります。もし、まったく逆の人達と生活を共にすることになったとしたらどうでしょう。毎日がストレスの塊になります。そういった可能性もあるのが、シェアハウスになります。あと安全面ではホームステイよりも劣ると思った方がいいでしょう。シェアハウスではシャアメイトが友達を連れてくることもあるでしょう。パーティをすることもあるかもしれません。あなたの滞在途中で、シェアメイトが何人も入れ替わることもあるかもしれません。色々な人が家に出入りするということは、それだけ安全面でのリスクもあると思った方がいいでしょう。

学生寮のメリットとデメリット

学生寮は、学校までの距離が一般的に近い、というメリットがあります。ホームステイやシェアハウスの場合、学校まで公共の交通機関を使うことも珍しくありません。その分、時間も掛かりますし、お金も掛かります。学生寮の場合、一般的にその分が不要になります。お互い顔を知った、学校の仲間と暮らせるというのもメリットと言えるでしょう。仲の良い学校友達とは夜遅くまで語らうことも出来ます。学校では話すチャンスがない友達とも、寮でだったら声を掛けて話すことも出来るでしょう、学生寮は、学校の延長線上である、というところをメリットして享受することが出来るわけなのです。

デメリットは、学生寮によっては、シャワーやトイレは他の人とシェアする形になるところがあります。個別のトイレやシャワーが欲しい人にとっては、デメリットになります。学生寮は学校の延長線上というメリットを挙げましたが、逆にデメリットにもなりえます。留学先でも世界が広がらないんですね。ホームステイだったら、ホストファミリー。シェアハウスだったら、シェアメイト。それぞれ、学校の外の人達と交流を持つことができます。しかし、学生寮の場合には、それが望めないというデメリットが存在します。ただ、寮でも、レジデンス寮という民間寮に滞在することになった場合は、学校以外の人と住むこともあります。

まとめ

スマ留で留学申込みした場合、基本的にはデフォルトで決まっている滞在形態でいいでしょう。ただ、本ページでもご紹介した、ホームステイ、シェアハウス、学生寮のメリットとデメリットを見比べて、デフォルト以外での滞在方法を選択したい場合は、オプションで変更してみるというのもありだと思います。ただ、滞在方法をオプションの中から選んだ場合、留学支払い費用がアップすることはお忘れになりませんように。

あと、スマ留の留学費用に含まれるのは、8週間までの滞在費用になります。このことは、しっかりと明記してはありますが、勘違いのありませんように。長期留学の場合、まずは8週間生活してみて、現在の滞在方法が良ければ、そのまま継続してもいいし、もし違う滞在形態に変更してみたい場合は、そのタイミングで変更してみる、というのもいいでしょう。あなたにとって、ベストと思える滞在形態で、留学生活を送ってください。